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当直医外来診療メモ第6版

当直医外来診療メモ第6版

4年ぶりの大幅改訂第6版!!

プライマリー・ケアに必要な基本手技、症状・所見と診断・治療、
疾患別救急処置を網羅し簡潔に解説しています。

 

価格 4,320 円(税込)

専門外の疾患も診療しなければならない当直医が、外来診療の現場でよく経験する疾患について、日々診療に携わっておられる各領域の専門家が、診療のポイントを簡略に記述。
一人で診療している場合を想定して、「自分で処置できるか、入院・転送させるべきか、明日まで待てるか、緊急の処置として何をすべきか」など、的確な判断と最善の診療ができるように記述されています。
また、随所にワンポイント・アドバイスを掲載し、実践的なコツを記載。

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改訂第6版 序文

 近年、ER型の救急医療を行う医療機闘が増加してきた。休日や夜間には救急告示を標榜していない医療機関へも救急患者は来院する。それらの救急診療の主な担い手は医師免許を取得して間もない研修医やレジデントである。ERや一人当直の病院では,必ずしも上級医の指導を受けつつ救急診療に当たれるとは限らない。むしろそうではないことの方が多いのではなかろうか。
 本書の初版の序文にも記したが、医師になりたての頃に一人で当直していた時の不安感は、50年経った今でも鮮明に記憶に残っている。
 本書は、不安を抱えながら当直をする若い先生方の、あるいは専門外の救急患者をも診療しなければならない当直医の先生方のお役にたてるアンチョコを目指して、私が勤務した大阪市立総合医療センターと兵庫県立西宮病院の救急部のバリバリの救急医たちの執筆により1999年に初版を上梓した。“First Aid to Duty Doctors”という本書の副題のこころはそこにある。それからはやくも17年の歳月が流れた。その問、心肺蘇生法を含め様々な基本手技の改正が行われ、その時々に本書にも改訂をくわえて来た。前回改訂から4年が経ったこともあり、また最近様々な診療ガイドラインが公表されているので、今回新たに編集委員に兵庫県災害医療センタ一副センター長の石原諭先生に加わっていただくとともに、一部の項目については新たな筆者に書いていただき,項目を増やし、種々のガイドラインを尊重した内容として加筆修正していただいた。本書が時間外診療を支える当直医の診療に少しでも役立ち、ひいては救急患者さん達のためになるならば望外の幸せである。

2016年春
監修 鵜飼 卓